IPS接続サービスの種類・広域無線通信の種類(LET,WiMAX)
ISPとは
インターネット接続の電気通信役務を提供する組織のことである。プロバイダやISPなどと略して呼ばれることが多い。日本では、電気通信事業者であり、インターネット接続事業者(略して接続事業者)と訳されることがある。
ネットワークセキュリティが、ユーザへのサービス提供も含めて重要となっている。電子メールアカウントのスパム(いわゆる迷惑メール)対策・コンピュータウイルスサービス、パケットフィルタリングを有償または無償で提供している。また、ユーザ自身による不正・不法または違法な行為への対処も(一部限定的ながらも)求められている。
種類
- メールアカウント - 家族用などの目的で、一つの契約で複数のメールアカウントを無償または有償で提供可能なことが多い。
- 迷惑メールや、コンピュータウイルス入りメールのチェックサービス
- ホスティングサーバ(ウェブページ公開スペース) - サーバに対する負担やセキュリティーの問題から、CGIやSSIなどの利用に制限を設けている場合がほとんどである。
- ポータルサイトの提供
- コンテンツプロバイダ - ビデオ・オン・デマンドで音楽や映像などを提供(大手の一部)
- ASP - 定額制のソフトウェアの提供
- アプリケーションサーバの提供
- ホスティングサーバ(俗に言うレンタルサーバ)
- ネットニュース(ニュースサーバ)の運営(BIGLOBE、@nifty、DTI、ODN、IIJ、Yahoo! BBのように中止したか当初より持たないところも多い)
- 独自ドメイン名のレジストラ(取得手続きの代行) - .jpドメイン、.comなどのgTLD、.tv(ツバル)など一部他国ドメイン
- ダイナミックドメインネームシステム(一部)
- ブロードバンド回線付加サービス - IP電話・光ケーブルテレビ
- 企業向の回線サービス - 専用線・VPN
- ユーザサポート - 電話・メール・出張サービス
広域無線通信の種類
LPWA
比較的範囲をカバーでき、低コスト・低電気消費で運用できる無線通信技術
Wi-SUN
アライアンスが推進する無線通信技術、短距離で低消費電力で相互通信できる
LET
LTEとは新しい携帯電話の通信規格のことである。現在、日本では主に第3世代(3G)の通信システムが使われているが、LTEはその次の世代の新しい通信方式だ。世界的には第4世代(4G)通信として扱われることが多い。
Wi-MAX
主にモバイルノートPCなどに先行して採用されており「いつでもどこでも無線で高速通信」が可能というのが売りとなっている。
LTEとは技術的に異なる通信規格ではあるのだが、実際の速度ではほぼ遜色なく、3G通信の数倍の速度で通信が可能だ。